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※製品の開発にあたり、ご指導、ご助言を賜りました。
AOJ装具
- 犬山動物総合医療センター 太田亟慈先生
- 開業獣医師であり、特に外科に携わる者として術前・術後、或いは手術を選択しない場合にもオルソ療法は重要な選択肢です。例えば高齢や病気治療中などのハイリスクな動物で、手術を選択できない場合などには保存療法(装具療法)を勧めます。或いは術前・術後に数日間でも患部をサポートしたい時が多々あります。
今までは殆ど場合は獣医師たちが、独自に考案していました。
器用に造られる先生も多いのですが、やはり専門家にお願いした方が作成期間も早く見た目も機能性にも富んでいます。
そこで今回、ご紹介するAOJ製品は様々な症例に対し犬山動物総合医療センターにおいて私を始めとしてスタッフと協力しながら試行錯誤を重ねて造り上げて来た様々な装具です。外科に興味の有る先生方は勿論、それ以外の先生方にも一度、手にとって使ってみて頂きたいラインナップです。大切な動物たちが病気になったとき少しでも早く快適に過ごせる為にAOJの装具を活用しましょう。
AOJカート
- 神志那 弘明先生
- 脊髄を損傷した動物に対するカートの活用は、回復期のリハビリテーションとその後のQOLの維持に重要です。AOJカートは軽量で動きやすく脱着が簡単なのが特徴です。しかもとてもスタイリッシュ!四輪タイプは、変性性脊髄症の全病期をサポートできるカートです。病気の進行により後肢、さらに前肢の筋力が低下し、それに応じて動物の重心はダイナミックに変化します。重心の変化に合わせて車軸を移動することで、より少ない力で無理なくカートを進めることが可能になります。病末期には前輪はさらに前方へ移動し、介助バーによって歩行の補助が可能になります。今までにはない画期的なカートと言えます。